肩こりのツボ「肩井」
東洋医学でいう春は「肝」の働きがぐんと高まる季節です。
徐々に暖かくなっていくことで様々な機能が一気に解放されます。
代謝が上がったからだは多くの栄養素を必要とし始めますが
働きが高まり過ぎると「肝」の働きが過剰に。
「肝」は血液の貯蔵、自律神経や筋肉の働きの調整などをし
いったん崩れると欠陥が収縮し、血流が悪くなるばかりか
身体の隅々に栄養や酸素が行き渡りにくくなり
しみやくすみ・肩こりなどの悩みを引き起こしやすくなります。
さらに今はstay homeでのイライラやストレスで
肩にぎゅっと力が入っている方が多いのではないでしょうか。
そんな時に気軽にできるのがツボ押しです。
肩こりに効果的なツボはいくつかありますが
代表的なのは「肩井 けんせい」です。
肩井は肩や頭部の血流を促すといわれています。
※妊娠中、肩井は禁忌のツボです
【肩井】
・頚と肩先の中間地点にある。肩こりを感じた時に手が伸びる肩の上。
ここを痛気もち良いくらいの強度で押します。
テレビを見ながら、お風呂に入りながら、等々
こまめに押すことで少しずつ効果があらわれてきます。
ツボを押す時には肩の力を抜いて
「はぁ~~っ」と吐くほうの呼吸に合わせて。
手当てという言葉があるように
手はすごい力を持っています。
ツボ押しでどのように変化していくのか感じながら
ぜひ習慣に取り入れてみて下さいね。